レンタルサーバーの種類
レンタルサーバーの種類は「筐体」と「運用・管理方法」によって分類される。筐体と運用・管理方法の選択で使用するレンタルサーバーを決める。
1.筐体での分類
- 共用サーバー 1台のサーバーを複数人で使用。
- 専用サーバー 1台のサーバーを貸切で使用。
- 仮想専用サーバー(VPS) 共用サーバー上の仮想サーバー内でユーザーにroot権限を与えることで,専用サーバーと同等の機能を提供するサーバー。
サーバーの90%以上は共用サーバーが使用されている。
メリット
格安で最も一般的
個人向けのWEBサイトなどを手軽に始めるには最適
専門知識などが不要
デメリット
スペックが低い
容量が少ない
制限が多い
拡張性が低い
同じサーバーの利用者が引き起こす問題や障害の影響をうけやすい
共用サーバーに比べて一般的ではない。
メリット
スペックが高い
自由度が高い
拡張性が高い
他のユーザーの障害を受けない
高付加な運用も可能
デメリット
使用料金が月数万円と高い。
運用には専門知識が必要。
基本的には共用サーバー。
メリット
スペックが高い※1
自由度が高い※1
拡張性が高い※1
他のユーザーの影響がほぼなし
※1 専用サーバーには劣る
デメリット
ハードウェアやOSのカスタマイズが不可
2.運用・管理方法で分類
- セルフマネージド型 自分でサーバーの運用,管理を行う形態。
- マネージド型 サーバーの運用,管理をレンタルサーバー会社が実施してくれる形態。
root権限が与えられる。
各種プログラム言語の利用,追加ソフトウェアのインストール,サーバーの設定変更などを行える。
専用型の場合,マネージド型より安価。
サーバー運用・管理に高度なサーバー知識,技術が必要。
root権限は与えられない。
24時間365日,レンタルサーバー会社が障害対応を行ってくれる。
利用範囲が会社が許可した範囲に限られるが,様々な機能が予め搭載されている。
誰でも簡単にすぐにレンタルサーバーを利用できる。
一番楽なのはマネージド型の共用サーバー
自由度が高いのはセルフマネージド型の専用サーバー
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最終更新:2015/2/7